<<カナダでワーキングホリデー中の体験談>>





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日本人ロックバンド《FROG PILOT》
from カナダ・トロント
写真提供:C:Bits Box/Takatsugu Ohno
 カナダのトロントで活躍中の日本人ロックバンド「FROG PILOT」エモ、オルタナ、ブリット、パンク、グランジを取り混ぜた良質の音楽と、突出したライブパフォーマンスで、地元カナダ人にも高い評価を得ているロックバンドです。
 メンバーのSatoshiさん(ボーカル・ギター)、Takashiさん(ボーカル・ベース)、Ryujiさん(ドラム)は、実はワーキングホリデービザでトロントに滞在中。
 「FROG PILOT」は、1995年にSatoshiさんTakashiさん兄弟が中心となって結成され、半年間のロンドン滞在も体験、すでに何枚もCDがリリースされている本格派ロックバンドですが、去年春、ワーホリという制度を活用して、「音楽活動」を目的に、3人一緒にトロントに渡航されたそうです。今回は、メンバーの一人、ドラム担当のRyujiさんにお話を伺いました。

「なぜ渡航の場として、トロントを選んだのですか?」

Ryuji 「やはりアメリカンロックの影響もあったので、アメリカへ・・・という気持ちが強かったのですが、残念ながら、アメリカはビザが厳しく、長期で活動するのは難しい。それなら・・・と思いついたのが、すぐ隣の国のカナダ。ワーホリビザで1年間仕事をしながら滞在もできるし、トロントはカナダの中でも最大の都市なので、きっと音楽もやりやすいのでは・・・と思い、トロントに滞在を決めました。」

でも、トロントに身寄りがあるわけでも無く、ガイドブックを見ても音楽事情までは分からず、全く白紙の状態でトロントに渡航されたそうです。

Ryuji 「最初はデモCDを持って、トロントのライブハウスを片っ端から回りましたね。でも、適当にあしらわれるところがほとんどで・・・。運良くその中から一つだけ興味を持ってくれたライブハウスがあって、そこでステージに立たせてもらえるようになったんです。1年近くたった今でも、そのライブハウスとは仲良くしています。」

運良く決まったステージでの初めてのトロントライブが大好評。そこから、他のバンドや関係者の口コミで、少しずつ評判が広がっていったそうです。そして今では、月1回はトロントの各ライブハウスでライブを行うほどの人気。1年間たって、やっと名前や評判が広がり、いろんな話も舞い込むようになりました・・・と、にこやかに語っていらっしゃいました。

「トロントでの音楽活動は、日本と比べてどうですか?」

Ryuji 「カナダのライブハウスは、自分達で作り上げている・・・という感覚が強いですね。日本のライブハウスは、何から何までお膳立てされていて、自分達はそこへいって演奏するだけ・・・という感じ。それに比べカナダのライブハウスは、はっきりいって機材や設備は日本のものと比べるとお粗末だけど、自分達で準備したり・・・と、自らが作り上げるライブ、という感じなんです。ライブハウスのスタッフや他のバンドのメンバー達とも仲間意識が強くなりますね。バンドの技術としては、平均すると、やっぱり日本の方が高いと思います。でも、カナダのバンドは、細かいことをあまり気にせず、音楽を楽しもう!という気持ちが強いんですね。だから、外国人の僕達も、一緒になって楽しみながら演奏することができるんだと思います。それから、観客の反応も、カナダ人はとっても良いですね!日本と違って、ライブハウスに行ってお酒を飲みながら生演奏を聞く・・・というのが当たり前なので、いろんな人が気軽に音楽を聞きにきていて、たまたま聞いた僕達の音楽を、あ、このバンドいいじゃない・・・なんて思ってもらえると、とっても嬉しいですね。」

「FROG PILOT」の音楽は、すべて英詞。それもカナダで受け入れてもらえた理由の一つでしょうね。ずっとUK、USの音楽を聞いて育ったメンバーにとって、ステージの大小は違えども、今こうやって北米という同じ土俵で音楽を演奏できるのは、最高に嬉しいことだと思います。1年たってやっとトロントでの音楽活動の基礎が固まってきたところ。これからは、レーベル探し、アメリカツアー、と夢はどんどん広がっていきます。これからの活躍がとっても楽しみですね!

「これから同じくワーホリでいらっしゃる皆さんに、アドバイスをお願いします」

Ryuji「ワーホリ滞在中は、仕事も旅行もぶらぶらでも、何でも好きなことができます。でも、これ!という何かがないと、ただ楽しんだだけで終わってしまいます。実りの多いワーホリにするためには、こっちでしかできないこと、今しかできないことを積極的にする気持ちが大切だと思います。」
カナダでワーキングホリデー/ワーホリの体験談

          
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