|
英語コースが終了し、ある程度のレベルまで到達した人達が次に進むもっともポピュラーな道がビジネスカレッジです。
これは日本の短大や専門学校にあたる機関といえるでしょう。そしてこの機関の様々なコースにおいて全てのModule(モジュール:単位)を受講し、それぞれのEXAM(イグザム:試験)にパスした際に与えられるのがDiploma(ディプロマ)といいます。
これは日本の短大卒業資格にあたるものです。
アメリカ、イギリスに比べて、日本人の大学進学率がとても低いというのがオーストラリアの教育業界の特徴とも言えます。
この国を訪れる人達のほとんどが、もうすでにそれなりの学歴を備えているということが最も大きな理由でしょう。つまり、オーストラリアを訪れる人達のほとんどがもうすでに成人しており、社会経験もある人達によって8割を占められているのです。
しかしこれらの人達の中で、英語を習得しただけで日本へ帰る人は少なく、当然より高い語学能力習得、およびプラスαを目指しビジネスカレッジへ進む人達がここ近年非常に増えています。
ビジネスカレッジと一口に言っても、その種類は様々で、費用、入学資格、コースの長さ、そしてなんといっても難易度などが、それぞれの学校によって大きく違います。
入学の際に高い英語レベルの証明を必要とする、朝9時から始まって午後4時に終わるオーストラリア人がたくさん通うビジネスカレッジもあれば、中級レベルの英語力を擁すれば入れる留学生90%以上のカレッジまで、それはたくさんの選択肢があります。
ここでは、留学生が専攻することのできる主なコースを紹介しましょう。
Agricultural (Rural) −農業学
Applied Science −応用科学
Chemical Technology −化学
Fine Art −芸術(絵画、彫刻、建築、詩、音楽、舞踏、劇)
Interior Design −インテリアデザイン
Fashion Design −ファッションデザイン
Music −音楽
Film&Television −ニューメディアクリエイティブ
Aviation −航空学
Aviation Pilot License −飛行学
Building (Architectural) −設計・建築術
Business Management −経営学
Business Marketing −マーケティング
Business Accounting −会計学
Secretary −秘書
Administration −管理事務
Engineering −工学(機械工学・土木工学)
Maritime −海洋学
Information Technology −コンピューター
Manufacturing −製造工業
Equine −馬学
Travel & Tourism −ツーリズム
Hospitality −ホテル経営学
Child Care −幼児教育
上記のコースがさらに細かく分かれており、例えばホスピタリティーコースでは、Food
& Beverage(飲食業)・Accommodation Service(リザベーション)・Catering(仕出しサービス)など、細分化されたそれぞれの専門分野を深く勉強することができます。
しかもほとんどのビジネスカレッジが、大学への編入制度を持っており、それぞれのカレッジで取得した単位はクレジットとして大学で免除してもらうことができます。
直接大学へ入学するのには相当高度な英語力を必要とするのに対し、ビジネスカレッジではDiplomaを取得した後にそれまでの単位を引っさげて2年次から開始することができるため、
多くの留学生がビジネスカレッジから大学へ進む。大学での授業の予行演習的な意味合いも含まれているのです。
最近では日本へ帰ってからの就職に備え、せめて英文タイプくらいはできるようになって帰りたいという女性の要望が強く、これらビジネスカレッジではコンピューターコースへ進む人が圧倒的に多くなってきました。
やはりこの時代、コンピューターを自在に操ることができるのはあたりまえだという考え方が広がってきており、なおかつ帰国後、どのような職業に就くかわからないため、できるだけその選択肢の広がるコースを選ぶのは当然といえば当然でしょう。
|