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現在の状況
ここ数年オーストラリアの失業率は高く、外国人の雇用に関する条件は年々厳しくなっているため、決して雇用状況が良いとは言えません。とはいえ、ワーキングホリデーメーカーにとっては、選り好みをしなければ1年中何かしらの仕事はありますので、その点については心配ありません。特に10月から翌年の3月は観光シーズンとなるため、さまざまな職種に求人が増えてきます。ただし、あれはいやだ、これはキツイ、日本人と働きたくないなど、自分の条件ばかりを主張しつづける人達はいつまでたっても仕事にありつくのは難しいでしょう。
問題点
最近よく、「仕事がぜんぜん見つからない」とか、「求人が減っている」などの噂をよく耳にしますが、ほとんどは選り好みをして自分の実力にともなっていない仕事ばかりを探している人達が発信源となっていると思われます。
仕事になかなか就くことができず、情報を求めてあちこちを歩きまわっている人達の条件を下記に羅列してみました。
・英語を使う仕事をしたい。
・外人と働きたい。
・現地の企業に採用されたい。
・きつい仕事はいやだ。
・生活ができるだけの給料が欲しい。
・夜は(昼は)働きたくない。
・日本から持ってきたお金を減らさず、現地の生活費を稼ぎ出したい。
・ラウンド(オーストラリア1週旅行)に出るからできれば短期で。
十分な英語力や仕事の経験、もしくは技能を証明する資格などがあるのであれば、すでに希望する職業に就いているはずなのですが、そうではないということは、明らかに実力不足ということが考えられます。
主な職種
この国にはさまざまな仕事がありますが、十分な英語力を持たない日本人が働く場というのは90%観光サービス業界に限定されます。ここではその主な職種を紹介しましょう。
業種: 免税店(Duty Free Shop)
ポジション: レセプション・営業・販売・パッキング・デリバリー
免税品・お土産品の販売、包装、郵送、配達をします。主に日本人観光客を接待しますので、それほど高度な英語力を必要としません。給与面では他に比べると比較的良く、時給にして税込みで$9〜$13程度でしょう。シフト制が多く、最近では夜遅くまで営業している店も少なくありません。
業種: 旅行業
ポジション: ツアーガイド・ツアーオペレーター・ドライバーズガイド
誰もが一度はこの国で携わってみたい職種なのですが、人気があるため競争率が高いのも事実です。業務内容的には、日本から来たお客様を空港まで迎えに行ったり、市内の案内、オプショナルツアーの手配、及び添乗、両替、トラブル解消など、かなり多岐にわたっており、非常にやりがいのある仕事です。給料はシーズンによってかなり偏りがあります。ホテルやツアー予約などの面で多少の英語力が必要となります。
業種: レストラン(Restaurant)
ポジション: シェフ・ウェイター/ウェイトレス・キッチンハンド
最も獲得しやすい業種の一つにレストランでの仕事があります。これはランチ(11〜3時)、ディナー(5時〜10時)、もしくはその両方の時間帯で働きます。お客様は日本人に限られないので、多少の英語力を必要とします。時給は手取り$5〜$8(州にもよる)と、それほど高くありませんが、だいたい必ずと言ってよいほど食事の支給があります。ランチとディナーの通しで働いた場合は1日2〜3回の食事が支給されます。
業種: お土産店(Souvenir Shop)
ポジション: 販売員
世界中から観光で来るお客さんにお土産を販売します。これも日本人のお客さんだけとは限らないので、やはり英語力のある人の方が優遇されるでしょう。売る商品もさまざまで、ぬいぐるみから絵画、アクセサリー、衣料品、食品...etc...。免税店の仕事にしてもお土産店にしても、日本でデパートやショップで接客業をしていた人の方が、仕事を獲得しやすいと思われます。自給は固定と歩合があり、固定の場合はだいたい$6〜$8程度、歩合は売り上げのパーセンテージ(お店によってまちまち)で計算されます。または基本給プラス歩合の場合もあります。
業種: オーペア
ポジション: 家事手伝い・ベビーシッター
現地の家庭の家事手伝いをします。主な仕事内容としまして、掃除、洗濯、買い物、食事を作る手伝い、子供の送り迎え、子供の世話、遊び相手、日本語を教えるなどの日常的なものが多く、通常はその家に住み込みとなるケースがほとんどです。給与はさまざまで、住居費や食事が無料になるものから、1週間$50〜$150のおこづかいが支給されるなど。時間も午前中だけ、午後だけ、朝だけ(夜だけ)、週に2〜3日から毎日と、家庭によってシステムはまちまちです。お給料が少ない分生活費がそれほどかからず、時間をかなり自由に使うことができます。
フルーツピッキングやファームでの仕事を含め、これらは昔からワーキングホリデーにとって最もポピュラーな業種だったのですが、ガッツあるワーキングホリデーメーカーの長い職業開拓の後、最近ではこれまで外国人が働くのが難しかった分野や、とてもユニークな職業にも日本人ワーキングホリデーを採用するケースが増えています。
例えば、
・ 工事現場の作業員
・真珠養殖
・ フリーマーケットの売り子さん
・ネイルアートサロン
・ 引越しやさん
・カメラマン(またはその助手)
・ 撮影現場のエキストラ
・イベントの裏方さん
・ エステティックサロン
・アイスクリームショップ
・ チョコレート工場 ・地元のカフェ
・ 各種マリンスポーツのインストラクター
・ファーストフード店
・ 日本食以外のレストラン(イタリアン、スパニッシュ、チャイニーズ、タイ他)
仕事獲得術
もちろん日本で携わっていた職業を攻めるという方法は、美容師、看護婦、エンジニア等の特殊技能においてはかなり成功率が高く、また、各業種の営業職においては経験によって雇用される確率も低くありません。
しかし日本での経験とはまったくかけ離れた分野での仕事の獲得に成功してきた人達にそのコツを聞いてみると、大きく分けて次の3つの方法があるようです。
1.履歴書(自己紹介文)を送る
2.電話をする
3.直接行く
しかし1と2の方法はそれほど効果はなく、できることなら1か2のどちらかと、3を組み合わせた方法が最も効果的であるとのことです。
といいますのも、日本人を雇う会社や販売店には毎日たくさんの履歴書が送られてきており、雇用主の方には多くの選択肢があるわけです。
その中から自分が選ばれるためには、雇用主にとってよほどのメリットが無ければなりません。それを証明するためには、アポイントメントのある無しに関わらず、直接訪れてそのポジションにおける自分の意気込みを知らしめる必要があります。
中には1週間続けてあるお土産やさんを訪れたり、会社のオーナーに個人的に手紙を書いたりして仕事を獲得した人達もいるくらいです。
最初にも書きましたが、選り好みをしなければ仕事はありますが、より良い待遇、将来のためになる職業に就くためには、まずは英語力を付け、オーストラリア人の明るさを学び、ポジティブ思考な人間性を磨いていくことが大事です。
各人の培っていくアイデアと勇気、そして誠実さと社交性は、仕事の獲得のみならず、この国での生活体験を成功に導く大きな要素となることは間違いないでしょう。
"継続は力なり"。めげずにがんばれ、ワーホリメーカー!
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