<<ワーキングホリデーがオーストラリアのラウンド>>
   



− Vol.4 −

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   アデレード
 3月11日、次なる目的地、アデレードに向け出発。グレートオーシャンロードを抜けSA(南オーストラリア州)へ。このグレートオーシャンロード一帯は天候が不安定らしく、僕が行った時も曇り。「十二人の使徒」も曇り空の下ではイマイチ。う〜ん、残念。3月14日、SAに突入。アデレードに行く前にカンガルー島へ。ここは、野生のペンギンやアザラシ、変わった形をした岩"リマーカブル・ロック"が見れる事で有名。このカンガルー島もオススメ。特にペンギン。まだ産毛の抜けていない子ペンギンたちが、よたよたとひっくり返りながら、一生懸命に親ペンギンの後をくっついて歩く様は、男から見ても微笑ましい。そして3月18日、アデレードへ。宿泊先は、オーストラリアン・ライダー四大バッパー(バックパッカー)の「ラックサッカーズ」。
 僕が行った時は、ライダーは僕を含め3人と少なかったものの毎日楽しく過ごさせてもらいました。そして、この「アデレード」という町は僕の一番気に入った街でもあります。アデレードは他の都市に較べるとかなり落ち着いた雰囲気で、「しっとりした街」という感じでした(あくまで僕個人の意見ですが)。そしてアデレードで忘れちゃいけないのが「クレイジー・ホース」。俗にいう「ストリップ」だが、このお店のお姉さんたちのレベルはかなり高い!どのお姉さんたちもモデルクラス。アデレードに来てこの店に行かないのは、ラウンドの40%以上を損してると言ってもいいでしょう。男なら、いや女の人も(結構女性客もいた)1度は行ってみるべきです。因みに、お姉さんには指一本足りとも触れられませんが・・・。と、まあそんな楽しい毎日を過ごし、3月28日、アデレードを出発。少し寄り道をしてから北へ向かう事にしました。
   ダートロードにチャレンジ!
 アデレードを北上し、「ウーダナダッタ・トラック」へ。ここは100%のダート。別に目的があって行ったわけではなく、ただ単にダートを走りたかっただけ。このとき初めてオーストラリアの内陸部に足を踏み込んだわけですが、内陸に入ると景色がガラッと変わります。もうひたすら荒野が広がっています。周りには誰もいない。動くものすら見当たらない。自分だけが、世界から取り残された気分にさせられます。でも夜の星空はすごい。夜空一面に星が埋め尽くされている。内陸も悪くないです。
 ウーダナダッタ・トラックを走り、ウィリアム・クリークまで行き、そこから西へ走りオーストラリア大陸を縦断するスチュアート・ハイウェイへ。その途中またもや試練が・・・。休憩後、走り始めた瞬間リアタイヤが右に左に流れ出し、「もしや・・・」と思い、タイヤを見たら案の定パンク。その時までパンクの修理などした事のなかった僕は目の前まっ黒。周りは何もない荒野が広がっているだけ。人なんて来る気配なし。「と、とにかくパンク修理しなきゃ」。顔にたかってくる大量のハエを追い払いながら修理すること2時間半。その間、車一台も通りませんでした。どうにか修理作業終了。でもちゃんと修理できたかどうか自信が無い。その日の目的地「クーパーペディー」まで残り100キロ。その100キロを走っている間は、無事に町までたどり着ける事を祈ってました。町の灯りが見えた時は、「人がそこに居る」という事のありがたみが良く解りました。ダートのど真ん中でのトラブルは恐ろしいです。
   ナラボー越え!そしてパースへ
 4月2日にクーパーペディーに着き、翌日、4月3日に街を出発。スチュアート・ハイウェイを南下し、ポートオーガスタへ。そこからパースを目指し西へ。4月7日、いよいよナラボー平原に突入。ナラボーはホントに何も無い所でした。見えるのは空と草木を道と地平線。そしてカンガルーの死体。地平線の向こうまで続く道を見たときは感動しました。が、それも長くは続かない。だんだん飽きてくる。しかもナラボーはロードハウス(ガソリンスタンド)を過ぎると、次のロードハウスまで大体200キロ以上離れてる。やる事といえば、ただアクセルを回してるだけ。これはかなりツライです。もうナラボーは走りたくない。4月8日、とうとうWA(西オーストラリア州)突入。つまらないナラボーを走り抜け、4月11日、エスペランス到着。 荒野と地平線しか見ていなかった僕にはかなり新鮮でした。エスペランスには「ラッキーベイ」という砂浜があり、そこがすごくキレイ、という話しを聞き、行ってみましたが・・・。天気が悪くイマイチ。・・・ツイてない。天気の悪いエスペランスを4月13日に出発し、海岸沿いを走り、ようやく4月17日、パース到着。 良い街でした、パース。街全体が明るい雰囲気で、過ごしやすい。パースにハマる日本人が多いのもよくわかる。パースでの宿泊先は、ライダー4大バッパーの1つ、RBP。ここは、あるバッパー(名前は忘れた)が日本人用に建てた所で、当然泊まり客は日本人オンリーという変わった所であります。パースにいる間は、バイク整備や市街観光や他のライダーたちと日帰りツアーをしたりで楽しかった。ここも良い思い出となりました。あ、それからダートを走ってみたいという人は、パースからちょっと北にある「ランセリン」という街からピナクルズへと抜けるダート、ぜひ走ってみてください。このダートはすごく面白いです。
   オーストラリア最西端
 楽しかったパースに別れを告げ、5月3日、パース出発。パースを北上し、目指すはオーストラリア最西端「スティープ・ポイント」。スティープ・ポイントはモンキーマイアの少し西側にあり、ここに到着するためには、コテコテのダートを走らなけりゃならない。しかも他のライダーから聞いた話では、そこにはバイクを押さないと登れないくらいの砂丘がある、と聞いたのでRBPにいた他のライダーを誘って最西端に挑戦。そのライダーと現地で待ち合わせ、5月8日、ダートに突入。その時は時間も遅く、暗くなってきたので途中でブッシュキャンプ。そしてその晩・・・雨が降った。最悪。雨なんか降ったら道がマディ(泥)化して走れなくなる。少なくとも僕にはマディを走るテクなどない。しかもそこはダートのド真ん中。動きが取れなくなったら・・・なんて考えたくもない。でもその思いに反して雨はどんどん強くなってくる。そして翌朝。雨は止んだもののあちこちに水たまりができて、道は半分マディ。結局引き返すことに。これから先、どうなっているかもわからないし、下手に突っ込んで抜け出せなくなったらシャレにならない。2人でなんとかダートを抜け、モンキーマイアへ。ホント、疲れました。 彼とはそこで別れ、彼は僕より早くブルームへ。結局最西端到達ならず。5月7日、僕もモンキーマイアを出発しました。それから北上し、カナ―ボン・ポートヘッドランド(近くに宇宙基地のような建物があり、夜はキレイ)、そして5月9日ブルーム到着。ブルームは、オーストラリアでも有名な観光地。「月の階段」はかなり有名です。
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